大会の試合の合間に次の対戦相手の棋譜を見直そうと思っても、なかなか短時間で効果的な見直しはできません。
この研究COBRAでは、スワイプで早送りをするという、画期的な機能があります!
次の対戦の相手が佐谷六段に決まり、前回の対局を見直そうとしているところだとしましょう。
棋譜ライブラリ、または後に説明する検索機能を使って前回の佐谷六段との対戦の棋譜を開きます。
時間がある時なら、ここから1手ずつ進めて評価値を表示しながらじっくりと見れば良いわけですが、試合の合間の短時間の休憩では、なかなかそうも行きません。
そこで、この鑑賞モードでオセロ盤を下から上にスワイプ(なでる動き)します。
すると5手目の局面に飛びました。
これは、鑑賞モードで下から上にスワイプすると、次のコメントが書かれている局面に飛ぶ、という機能です。
もう一度下から上にスワイプします。
28手目の局面に飛びました。
コメントには、「次回はここでb3を試してみよう」とあります。
次の手マークから、前回はここでa7と打って負けているとわかります。前回の対局内容をすっかり忘れてしまい、同じ進行でまた苦しくなってしまう、ということを未然に防ぐことができるわけです。
このように、予めポイントとなる局面にしっかりとコメントを記入しておくことで、試合前の短時間で効率的に過去の対局を見直すことができます。